スタンリー・キューブリック

エドワード・ルイス

ダルトン・トランボ

カーク・ダグラス、ローレンス・オリヴィエ

1960年

184分

アメリカ

リビアの奴隷が働く鉱山。たくましいトラキア人奴隷のスパルタカスは倒れた奴隷を助けようとして衛兵に反抗し、飢え死にの刑に処せられたが、鉱山に剣闘士の卵を探しにきた剣闘士養成所主のバタイアタスに見出され、カプアにある彼の養成所に連れて行かれる。スパルタカスはバタイアタスと剣闘士上がりのコーチであるマッセラスに目を付けられて幾度か屈辱を味わうが、一方そこで働く女奴隷のヴァリニアとはお互いに好意を持つ仲となった。ローマの閥族派の大物であるクラッサスが養成所を訪れ、剣闘士同士の真剣試合を所望した。バタイアタスは真剣試合が剣闘士達に及ぼす悪影響を考えて断ったが、クラッサスは大金を積んで強要した。スパルタカスは黒人剣闘士のドラバと戦うことになり、激しい戦いの末スパルタカスは剣を失い、ドラバにとどめを刺されるだけとなった。しかしドラバはクラッサスらの命に従わず、とどめを刺すどころかかえってその槍でクラッサスらに襲い掛かったが、衛兵によってはばまれた。ドラバの死体は養成所内に見せしめとして逆さづりにされてしまう。